ゴー宣DOJO

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ゴー
2024.1.18 00:53

歌謡曲はノスタルジー以外も重要(・∀・)

ゴーです(・∀・)

さっき、帰宅途中のコンビニによったら、発売中の文藝春秋の特集が気になったので買っちゃいました。「睡眠は最高のアンチエイジング」というジジババ過ぎる特集の方ではなく、「大アンケート私の昭和歌謡ベスト3」ってやつです(・∀・)

 

34名の著名人が、「後世に残したい昭和歌謡3曲」を回答してて、コメントつきで面白い。内田樹、高田文夫、中野翠、林芳正、有田芳夫、酒井順子、みうらじゅん、石破茂などなど。

 

全部は読んでませんが、上野千鶴子が「神田川」を推してて、「団塊世代にとっては涙なしには聞けない曲」と評してたり、ちょっと微笑ましい。お一人様のはずが、やっぱり情緒は一緒じゃん(・ω・)

 

石破茂が、「マリリン・モンロー ノー・リターン」(野坂昭如)、「やさしい悪魔」(キャンディーズ)、「銀河伝説」(岩崎宏美)の3曲を挙げてるのですが、各理由付けが分析的でオタクっぽくて楽しい(・∀・)好きなのが伝わってくる感じ。

 

ほかには、みうらじゅんの「京都慕情」(渚ゆう子)、「恋の奴隷」(奥村チヨ)、「ホテル」(島津ゆたか)のセレクトが性的トーンに溢れてて、解説ふくめ面白い。流石(^。^)

 

有名なヒット曲が大部分だけど、昭和年代若手の私からすると、「石狩挽歌」(北原ミレイ)って局は知りませんでした。3名も推してるんですけど(・ω・)YouTubeで聞いてみよう。

 

他方、一般読者向けアンケート(103通)1位、2位は、いずれも藤山一郎の「長崎の鐘」、「青い山脈」。余りに年代が違いすぎて(-_-;)昭和はひとくくりに出来ない長さを感じます。アンケートは70~90代のコメントが多くて超高齢な読者層にビックリ(@_@)

 

小林先生の「歌謡曲を通じて日本を語る」のセレクトは昭和も令和も含むけど、この特集とほとんど被ってません。最先端の感性を分析したり、エンタメで未来を切り拓く野望が炸裂してたり、ノスタルジーだけじゃないんですよね。

あらためて、小林先生は動画で「今の日本を語る」ために名曲を通してるだけだと分かってきたぞい(遅すぎ(-_-;))。

ノスタルジーに留まらない歌謡エンタメって本当に貴重です。

ゴー

昭和50年生まれ。神戸市在住。一児の父。いまのところ弁護士。サラリーマンが長続きせずバイトも続かず三十代で司法試験を目指し間違って合格。こんな責任が重い仕事は早くリタイアしたいと思っている。19歳から読み始めた漫画(ゴーマニズム宣言)を未だに卒業できず今日に至る。同書は今も隠れて読んでいる。仕入れた知識や思想で過去の自分にマウントをとるのが好き。本当は沢山の人とゴー宣の話題で盛り上がりたいと思っている。

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